コーヒーブレイク

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2010/09/21 8:19:02
【山歩記】2010年に2010mの山(赤薙山)へ(そのⅡ)

9月18日、某山のクラブの月例で赤薙山に登ってきました。
会長さんの話では、2010年に2010mの山に登るという遊び心だそうです。
赤薙山は日光連山の女峰山の東にあります。即ち、日光連山の一番東の端です。
天気はよく、登山口(1350m)でもかなり涼しく感じました。
それなりにきつい山で、最後の山頂までの150m(標高差)は急登で汗だくでした。
登山行程は以下の通りです。

  行程:-
丸山ハイキング登山口 ⇒ キスゲ平 ⇒ 金剛焼石 ⇒ 赤薙山 ⇒ 金剛焼石 ⇒ 丸山 ⇒ 八平ヶ原 ⇒ 登山口


2010年9月18日、赤薙山に登る。
車で霧降高原の登山口駐車場まで行く。
駐車場には車が数台止まっていた。その中に『猿パトロール巡回中』のステッカーを貼った車があった。運転手さんに訊いてみると、猿が降りてくるので追い払うのだそうである。登山とは全く関係ないが、『サルバドール』という言葉は何回も聞いたことがあるが、『サルパトロール』ははじめてであった。
登山の準備をして歩き出す。先ずは、トンネルを潜る。トンネルを出るとすぐに登山口で、林の中に入る。
林の中をどんどん歩く。結構急な坂だし、登る人がそれぞれに作ったのだろうか、それとも雨水の流れた後かしら登山道がたくさんある。迷いそう。
林の根元にはほとんど笹だけが生い茂っている。
やがて急に林から抜け出し、展望がきくようになる。登山口から約45分ほどでキスゲ平に着いた。広々とした所である。
正面にこれから登る赤薙山、右手に帰りがけに登る丸山が一望できる。しばらく休憩する。

キスゲ平から真っ直ぐ赤薙山に向かって上っている緩い尾根を登る。周りは笹で背が低く、見晴らし抜群である。爽快!
が、道は岩が多く浮き石もある。足首を挫く恐れがあり、用心しながら歩く。
丸山への分岐を過ぎてしばらく行くと焼石金剛の標識がある。この辺りは登り道が幾本もあり、歩く道によってはこの焼石の標識を見落とすこともありそう。
やがて、再び林の中に入る。今度は岩に加えて剥き出しになった木の根が道を遮り、そして次第に急登で段差も大きくなる。頂上への最後の急登である。登りは何とかなるが、下るときはどうするんだろう。
150mほど登ってやっと頂上に着く。先ず三角点が目に入る。そして鳥居があり奥には祠がある。赤薙山神社とある。先ずは鳥居を潜ってお参りする。
頂上も林に囲まれていて見晴らしはよくない。ただ一カ所だけ神社の右側にいくらか開けたところがあり、ここから正面に男体山、右側間近に女峰山が望める。但し、下はすぐに絶壁になっており、下は??渓谷である。滑ると谷底まで一直線に落ちて行く(滑らないように警告をしておく)。
みんな思い思いの場所で(と言うほど広くはないが)昼食を摂る。あまり見るものもないのに1時間若過ごした。

下りがきつい。登るときに足が届かなかった段差が、下りだと前のめりになりそうでなおさら歩きにくい。そんな中でもやはり下りは速い。すぐに丸山への分岐についた。
丸山への道筋も頂上も一望できる。かなり急な坂を登るようである。頂上は広く見晴らしは良さそうである。
左に折れて丸山に向かう。最初は平坦だが、案の定きつい登りになる。しかし、これも束の間、すぐに頂上である。
下で見たとおり、頂上は広い。周りは木の柵で囲まれている。もっと賑やかかと思いきや二人ずれの登山者がいるだけであった。

頂上を出発し八平ヶ原に向かう。再び林の中に入り急な坂を下る。30分ほど下ると笹が茂った平坦な場所に出る。八平ヶ原の標識がある。実は、ここに来るまで『八平ヶ原』の読みが分からなかった。親切にも標識にはローマ字で『Yappeigahara』と仮名()を振ってあった。
ここまでくると、下界のオートバイの音が大分聞こえてくる。つい「駐車場は近い」、と思ってしまった。しかし、なかなか着かない。(実は、後で地図を見ると、すぐ近くに道路があり、そこを通るバイクの音のようであった。)
結局、八平ヶ原から約1時間半位して駐車場に到着した。
後は例によって温泉につかり帰宅した。