コーヒーブレイク

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2011/09/13 14:52:09
【山歩き】今度は那須岳(峠の茶屋から朝日の肩まで)

 早く更新しなければと思いながら、遅くなりました。
 なお、写真の一部を前回の投稿記事に加えて更新します。ご了承ください。
 下の『前回記事』がリンクしていますのでを「ポチッ」としてもらえば、写真も見ることが出来ます。


    前回記事(写真更新)(09/09)



9月8日
 朝4時30分、自宅を出る。
 県道74号線を走り、県道76号線に出て、色々通って羽生ICから東北自動車道に乗る。那須ICで降りて今度は県道17号線をまっすぐ県営第一駐車場まで行く。着いたのは7時06分であった。最初の計画では、関越自動車道で高崎JCTまで行き、そこから北関東自動車道を経て岩舟JCTで東北自動車道に出るつもりだったが、かみさんに言われ、前記のルートになった。時間的にどうかと思っていたが、かみさんの方が少し近かった様である。
 県営第一駐車場には『峠の茶屋』という太い柱が立っており、朝日岳がよく見える。
 靴を履き替えて早速出発する。
 階段を上って登山口に向かうと、古びた鳥居がある。鳥居をくぐると赤い帽子をかぶった狛犬が待っていた。登山の無事を祈って林の中に入る。
 林の中はではあまり周りが見えないが、20分ほど歩くと急に前が開けてくる。正面に茶臼岳の頂上が見える。足下は大きな石がごろごろしている。茶臼岳の巻き道である登山道を登るにつれて茶臼岳と剣が峰の鞍部に峰の茶屋が見えてくる。さらに右の方に朝日岳がそびえている。朝日岳は、最初は緑の林が多いが、そのうちに斜面がえぐれた赤茶色の山肌が見えてくる。裾の方にはいくつもの白い堰堤作られている。剣が峰の右の方には小さいが空を突き刺しているような尖ったローソク岩がはっきりと確認できた。
 そんな景色を見ながら、そして足下に気をつけながらなだらかな登山道を進んで峰の茶屋に到着した。この近辺は、風の通り道で強風が吹くことで有名であるが、どうした訳か、きょうの風はあまり強くはなく、むしろ歩いて汗をかいた身体に冷たい風が心地よく吹いてくる。
 峰の茶屋は、茶臼岳へ登る人、朝日岳方面に向かう人など、多くの登山者で賑わっていた。
 峰の茶屋から茶臼山を見ると、中央が窪んだ灰色の大きな釜が見える。噴煙こそ上がっていないが、今でも活火山である事を証するかのように所々に湯気が上がっている。
 翻って反対の方を見ると直ぐそこに剣が峰が立ちはだかっており、その奥に朝日岳が見えている。
 少しやすんで朝日岳の方に向かう。幸いにも見るからにきつそうな剣が峰には登らず、トラバースする。実のところ登らずにすむことで『ホッ!』とした。登山道の脇は至る所に、リンドウが青紫色の蕾を付けている。右手には朝日岳の荒々しい茶色のごつごつした岸壁が目に入る。剣が峰の巻き道も終わりに近づいた鞍部にローソク岩が突っ立っている。見れば見るほど奇妙な形をしている。
 鞍部を過ぎると、今度は岩の多い登山道となる。左側は絶壁、右側には奇妙な鱗のような、はたまた団子を積み重ねたような岩が高くそびえている。そこここに鎖が張ってある。そんな岩ばかりの登山道を上っていく。そして、蟹の横這いとまでは行かないが、最後の鎖場、左は絶壁、右は高くそびえる岸壁を通り抜けると広々とした朝日の肩に出る。正面に朝日岳が見える。ここも登山者が多い。水を飲むだけで、ほとんど休むことなく朝日岳に向かう。石のゴロゴロ路を10分足らず登ると朝日岳の頂上に着く。山頂はあまり広くなく、岩ばかりである。周りは、ほとんど360度の大展望である。中でも、茶臼岳から峰の茶屋、剣が峰、朝日の肩につながる岩陵は見事なものである。そして、反対方角を見れば、大きく崩れてむき出しになった斜面が見え、その奥にはきれいな三角錐をした甲子山の山頂が見える。10月にはこの山に登ろうと、かみさんが企てているようである。

 きょうは、ここまでにします。写真が多くて掲載しきれません。まとめられなくて、申し訳ありません。
 悪しからず、次回も見ていただければ幸いです。