5月17日、某山のクラブの月例山行で、総勢14名で御座山に行きました。 天気は最高とは行きませんでしたが、まあまあの晴れで、山頂では、秩父山塊、南アルプスはバッチリ見えました。残念ながら八ヶ岳は、南の方は雲がかかっていまいちでした。蓼科山などはバッチリでした。北アルプスは全く見えず。 それでも皆さんは苦しい登りを経たあとだけに景色を満喫していました。下山では、一週間前とは違って、雪もなく、途中には石楠花がほころびはじめ、ツツジもつぼみを膨らませていました。これも、期待していなかっただけに、満足度を高めたようです。ある人は、『一週間後にまた来てみようかナ』などと言っていました。 総じて、満足のいく山行でした。
今回のルート:- 栗生登山口 ⇒ 不動の滝 ⇒ 避難小屋 ⇒ 御座山山頂 ⇒ 前衛峰 ⇒ 見晴台 ⇒ 白岩分岐 ⇒ 赤白鉄塔 ⇒ 長者の森登山口
5月17日 今回は月例で総勢14名である。 朝5時40分頃高速道に乗る。佐久ICで降りて、141号線を南に下る。小海大橋で2号線になり、南相木村の栗生まで行く。登山口入口からは砂利の凸凹道になる。狭い林道をマイクロバスがエッチラオッチラと右に左に揺れながら走る。右は高度感はないが絶壁である。ここまできたらバックして引き返すことは無理だろう。先頭に座っているじぇんとるまんはベルトをしっかりと締めて、冷や汗をかきながら前を見ていた。やっと登山口に着きホッとする。8時30分頃だった。 登山口には既に数台の乗用車が止まっていた。そろそろハイカーが多くなっているようだ。 準備運動ののち登り始める(8時42分)。じぇんとるまんは先頭を歩いた。急登を登ること40分、不動に滝に着いた(9時22分)。ほぼ計画通りの時間である。既に我々を追い越した若い集団(先頭は、年配だった)が座って休んでいる。我々も水を飲み喉を潤す。が、みんなは余り休むことなく登り始める。じぇんとるまんも慌てて登り始めた。(そのあと、若い集団が我々を追い越すことはなかった。最初の速さでバテたのかも知れない)。急登が続き鎖場を越えて、祠のある2050峰に着く。水を飲む程度の休みを取り、急坂を下る。そして登り返し、避難小屋に着く。流石に列の後ろの方は大分疲れた様子であった。そして岩稜の頂上へ。頂上に着いたのは、10時55分。今回は何故か殆ど休むこともなく歩き続けた。お陰で、予定よりも25分も早く着いた。頂上は陽が射し風もない。仲間の殆どの人が、御座山は初めてだった。今まで林の中で展望もなく辛い急登を歩いてきただけに、この開けた景色に驚いたようで、まわりを見回して景色を満喫している。 頂上には10名以上のハイカーで賑わっていた。我々を合わせると20名を超える。狭い山頂で、移り変わりに写真を撮る。我々も団子四兄弟を中心に、有志で勇姿の写真を撮った。そして観測所跡に戻って昼食にする。昼食が終わって全員での集合写真を撮る。 そして下山開始は、11時45分頃だったと思う。それにしても随分ゆっくり出来た。 下りもかなりのハイスピードである。もちろん見るものは殆どないので、黙々と下るしかない。一週間前とは違って雪も全くなくなっており、余り気を配る必要もない(もちろん前衛峰など急坂には注意が必要だが)。 白岩分岐を過ぎ、赤白鉄塔を過ぎた頃から、石楠花の蕾が大分膨らんでおり、いくつかが咲いていた。これがしばらく続く。そして、今度はミツバツツジの蕾が大分膨らんでいた。みんなが、あと一週間遅ければ満開だったろうと言っていた。それでも花には満足そうだった。 さらに下ると、今度はコシアブラを見つけた。そして採集する。持って帰って料理をするそうな。 そんなこんなで、遊びながらではあるが足は速い。長者の森の登山口には、14時22分に着いた。予定よりも1時間以上も早く着いている。駐車場にはマイクロバスが待っていたが、運転手さんがビックリしていた。それよりも、じぇんとるまんが驚いてしまった。あとで検証しなければなるまい。 帰りは浅科温泉に浸かり、汗を流す。高速に乗り、気になっていた渋滞にも遭わずスムーズに帰ることが出来た。
と言う訳で、なかなかの山行でした。じぇんとるまんも天候のこと、計画のこと、事故のこと等々が気になっていましたが、無事に山行を終えることが出来、安心して床につくことが出来ました。 皆さんに感謝いたします。 有り難うございました!!! |