今年は、もう少ししかありません。でも来年の一月一日になると、そのとき今年はたくさんあります。十数時間の差なのに、一年の差が出てきます。何か変な気がしませんか。今年は少ししかない。来年はたくさんある。でも、十数時間後には「今年はたくさんある」。 なんか頭が混がらがらがらって、分からなくなりました(正しくは、『こんがらがって~』。こう言うのを尺八では『呂レツが廻らない』って言いますね)。
どうでも良いけど、今年はいくつか良いことがありました。 えっ、悪いこと?! 悪いことはたくさんあったような気がします。でも、沢山有り過ぎた為か、ひとつも記憶にありません。何処かの政治屋ではありませんが、記憶にないことは、『無かったこと』なんです。即ち、悪いことは無かったんです。 と言うことは、『今年は良いことばかりでした』。来年も今年のように、きっと良いことばかりでしょう。歳を取ると言うことは、こんなことでしょうかネ。
歳は取っても、いつまでも若く「忘却とは忘れ去ることなり。忘れえずして忘却を誓う心の悲しさよ」なんていうような熱烈な恋をしたいものです。決して、我が子を見て『君の名は?』なんて言いたくないですね。 またひとつ歳を取っちゃった。
皆さん、良いお年をお迎えください!!! |