思いのままに

　30年来のベイスターズファンの怒りと憂鬱はもはや頂点に。わずかに残っていた有力選手・村田まで出て行くのか。昨年出た内川は、ソフトバンクスで大活躍をしてMVPを獲得した。
　少し前に出て中日に行った小池も、そこそこ働いたようだ。だいぶ前に出て行った谷繁は、いまや中日の大黒柱である。
　こんなすばらしい選手を相次ぎ放出、手放して強いチームなどできるわけがないと思う。これらは全てフロントや監督・コーチなどのチーム作りの方針、選手指導に問題があると思わざるを得ない。
　今回、DeNAが経営権を買い取ったが、私はインターネットのモバイルゲームで収益を上げている企業が球団経営に乗り出すこと自体がふさわしくないと考えている。先日、たまたま子育て中の若いお母さんと会話する機会があった。そこで、小学生がモバイルゲームにはまってしまい、契約を解除しようとしたが相当に面倒で手間取ったとの話を聞いた。
　監督、GMには、しっかりした哲学と広い見識を持った人物であってほしい。言葉は適当ではないが「野球バカ」ではふさわしくない。工藤氏の名前が消え、中畑氏の名前があがっているが、残念ながら拍手を送るわけにはいかない。
　こいした人事をみていたら、もうベイスターズに未来はないと感じる。さようならの時かもしれない。
　写真はご近所さんの庭のバラ、公園の紅葉。