走工房

日々の雑感を書いていきます。
 
2007/01/28 22:18:15
カウンセリング・マインド
 私がカウンセリングや交流分析の勉強をしていたのは、もう5年以上前である。
 そのころは関心が高く熱心に勉強していたし、さまざまな勉強会にも出席した。結局はものにならなかったが、最初に資格の勉強会で知り合った人たちには大変お世話になったと感謝している。いい人たちが多かったなと今更ながら思う。
 先週の木曜日、そのころのカウンセリングの勉強仲間4人で2年ぶりくらいに集まった。そのクラスは10人程度いたが、今でも繋がっているのはこれだけである。私が最年少で、私より10才くらい上の人が2名、5才くらい上の人が1名である。5年以上経った今でも、こうして交友と言えるような間柄であるのは、本当にありがたい。
 その中で一人、ずっとカウンセリングの勉強を続けている人がいる。ある会社の人事部で長く仕事している方であり、仕事上でもとても役に立っているようだ。すごくバイタリティがある。カウンセリング以外にも勉強会に入っている。話している中で、彼女はしきりにみんなに再びカウンセリングの勉強をするようにと薦める。カウンセリングの面白さや意義などだけでなく、その大変さや苦しさもよくわかっているから、簡単には踏み切れないのだが、魅力は感じる。
 自分のことを考えると、最近は「傾聴」と呼べるような行動はできていないと感じている。日常生活の中でも実はカウンセリング・マインドを意識的に使っていくことは、大きな力であるし、そうすることによってどんどん自らのコミュニケーション・スキルとでもいうべきものが磨かれていくものであるとわかっているのだが、なかなか心の習練としては大変である。だからこそ日常でない勉強の場があった方が良いこともわかっている。自分としては相変わらずとても興味深い世界であると思う。が、一歩が踏み出せない気がする。勉強したい気持ちもあるが、継続して行く労力と、それからお金も最初は出て行く一方であって軽視できない。
 今は勉強していないけれども、いつかまたカウンセリングを学ぶ機会を持ちたい。そのように思えた会合であった。