韓国ドラマ「夏の香り」で、ソン・スンホンとソン・イエジンが天気雨について、「きつねの嫁入り」か「とらの婿入り」とか話をするシーンがありました。それの由来について、あるブログの記事を紹介します。
動物界の帝王と恐れられていた「とら」と「きつね」がひょんなことから恋に落ちてしまいました。 とらは風とともに走ると言われていたので、きつねはとらに会いたくなると風の吹くところを探して向かっていったのです。 ところが風と雲があるところには雨がつきもの。 雨は、てっきり自分のことを好いてきつねが会いに来てくれているんだと勘違いしてしましました。
あまのじゃくで有名なきつねのまねをしようとして、雨は、晴れている日に雨を降らせようとしたのです。 それで晴れているのに降る雨を「ヨウビ(=天気雨)」と呼ばれるようになったわけです。
そして家族の反対など様々な障害を乗り越え、ついにきつねととらの結婚式の日がやってきました… そうとは知らずに雨はいつも通りヨウビを降らせながら、きつねについてきたのです。
結婚式に集まった動物たちは「晴れているのにどうして雨が降るんだ?」 「あのとらが結婚するからじゃないか?!」…なんて騒ぎ立てたというわけです。 そしてきつねがとらのところへ嫁入りすると知った雨は、恐れをなして一目さんに逃げていったそうです。
日本と韓国、お隣同士の国で、天気雨という同じ事象を「きつねの嫁入り」と同じいいかたをするのに、その由来は大分異なるようですね。
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