マサラの釣り日記

マサラの海釣りに関する日記
 
2006/10/21 0:03:29
神秘的な深浦漁港にて(青森編:その3)

今回書く釣り日記で青森での釣りはおしまい。ちなみに、深浦港で釣ったのは9月15日の話。
青森編の最後ぐらいは、まともな釣り日記が書きたいということで、この話題を最後にもってきました。

*ちなみに、上の写真がエギとアオリイカで、下の写真がマサラ本人とアオリイカです。ヘタクソな絵は気にしないで下さいましw

ここで、釣り日記のほうに移る前にちょっと余談。

弘前から深浦を目指して車でひたすら五能線の脇の国道を走った。2時間ぐらいかかった。すごい遠かった。でも、道路は結構整備されていて良かった。きっと、この道もソーラーカーが走ったんだろうなぁ。

移動中の景色はひたすら海ばかり。でも、自然がそのままって感じだったから見ていて飽きなかった。

途中に寄った千畳敷という観光地。平らな広い磯を見て一言「ココで釣りしたいなぁ~」
実際、釣りはできるがココは毎年海難事故で死人が出ている場所。この日も風が強くて釣りをするには危険だった。もう少し海が穏やかならヨカッタのに…。

深浦漁港に行く前に釣具店に寄って話を聞いたら深浦漁港は何でも釣れるらしい。ウソ~?そうやって釣具買わせたいだけじゃないの?
でもこの釣具店があったおかげで、なんとか釣りエサを買えた。危うく釣りエサなしで釣ることになりそうだった。感謝!

若干グチもまじりましたが、それでは釣り日記の方へ


9月15日(晴れ・南西からのやや強めの風)
釣り場:青森県深浦町深浦漁港
ターゲット:何でもw…じゃなくて、アジとアオリイカ
実釣時間:午後3:00~午後8:00

長い移動を経てやっと深浦漁港に到着!午後3時、早速町役場の前の岸壁で竿を出してみる。ここでは先日クロダイが釣れたらしい(ネット情報)のでやってみたが、場所的に向かい風を受けるのとフグの猛攻にあっけなくノックアウトされてしまった。午後4時に何も釣ることなく、対岸の岸壁に移動。

この移動が後に幸運をもたらすことになろうとは…

対岸の岸壁に着いてからは投げ釣りとエギ(イカを釣るルアーみたいなもの)を投げてはひたすら巻いていた。しかし、フグ以外の反応は感じられない。午後5時になって、ここはもしかして、フグしかいないのかなぁ。そんなことを考えながら名物の焼き干しイカを食べる。
そして、夕日をみながらまったりと過ごす。このとき、「時の流れに左右されない、こんなゆったりした釣りは最高だなぁ」としみじみ思う。この町にいると、ホントに時間が止まったかのように感じる。自分にとって最高の安らぎのときだ。

そんなこんなで午後6時。結局何も変化なし。親父からは「もう帰らないか」とか、「ココはだめだなぁ~」と言われるが必死の説得であと一時間だけ延長してもらうことに。しかし、依然としてフグ以外の魚の気配はない。

状況が変わったのは午後6時半からだった。突然竿にエギをぶら下げた地元の高校生と釣り夫婦が登場したのだった。そして、地元の高校生が10cmぐらいのアオリイカを釣ったのだった。これを見て自分も燃えてきた。アオリイカは今まで十年以上釣りをやってきて、まだ釣ったことのない魚。今、まさにその魚を釣るチャンスがやって来た。

そして、午後7時ごろ。とうとう、その時がやってきた。エギをしゃくろうとしたその時、急に竿が重くなった。ギュウ、ギュウとイカ特有の引き。釣れた。アオリイカが釣れた。

ヤッター!!!

自分にとって歴史的な一日になった。

そのあとは、二匹目のドジョウを狙うもあえなく撃沈。午後8時に終了~

<本日の釣果>
アオリイカ 1匹 15cm


ちなみにアオリイカは翌日、刺身にしておいしくいただきましたとさ。めでたしめでたし。