☆CREPERIE-SOLEIL クレープリー ソレイユ☆

移動販売のクレープ屋さん♪
 
2008/11/13 22:46:36
クレープのお話(誕生編)
クレープの起源に関しては諸説有りますが、
フランス北西部にあるブルターニュ地方が発祥の地と
されています。

その昔、交通の便も発達していない頃この地方は
土地が痩せていて小麦が栽培出来ず
パンが食べられなかったので芋が主食となっていました。
12世紀になり、十字軍の兵士たちが遠くアジアから
そばの種を持ち帰り、
その後(15世紀とも16世紀とも言われていますが)
この地にも伝えられ、そばの種を植えてみたところ
大変良く育ち、栽培が盛んに行われる様になりました。
そば粉を使ってそば粥やそばがきが主食として食べられる様に
なりました。
ある時、そば粥を過って焼けた石釜へ落としてしまい、
丸く平たく焼けた物が『ガレット』と呼ばれ、
いわゆるそば粉のクレープの誕生です。

時が経ち、スペインの王女でルイ13世の妻のアンヌ王妃が
ブルターニュ地方へ狩りに訪れた際、
現地の人々が食べていたガレットを偶然食べて気に入り、
宮廷へ持ち帰り作らせたと言われています。
この際に生地がそば粉から小麦粉へ変更され、
牛乳やバター、鶏卵、砂糖などが加えられるようになり、
食事系からデザート系への発展形として作られました。
焼いた際に出来るこげ模様がちりめんを連想させる事から
「絹のような」と言う意味の『クレープ』が誕生しました。