10月17日から4泊でグアムに行きました。地元でお世話になっている英会話スクールの先生が自分でアレンジして普通経験できないような事、たとえば地元の大学生と懇談したり消防署の見学など英会話の実地訓練ですね。さらにレストランの予約や買い物に行くためのバスの時刻や路線を調べることを参加者が分担して行います。たまには失敗もあります。 今回はドッグレースの帰りの無料バスの時間を間違えて路線バスで遠回りしてホテルに帰りましたが、それもまた一興です。 グアムというと海とショッピングで行く人がほとんどですが、今回、山歩きをしてきましたので報告します。 毎週土曜日、地元の人を対象にトレッキングを主催している団体があります。BOONIE STOMPと言って直訳すると奥地を踏み歩くという意味です。観光客向けではないので参加費2ドルですが、全部自分持ち。自己責任です。当日朝集合場所がチョモロ・ビレッジという現地人の地域(観光向け?)の隣と言うので、そこに行ってチョモロ人の方に聞いてみました。がそこで”BOONIESTOMP”と言っても誰も分かりません。 結局受付はすぐ隣の野球場入り口だったのですが、そこは逆に白人だけ。完全に別の世界という感じです。 受付に一人の日本人女性が居て、話をすると帰りが午後の6時過ぎになると言われました。そうとは知らず、私たちは5時過ぎから予定を入れていました。私たちをせっかくだからと、その林さんは別メニューで案内してくれました。感謝感謝。 車で30分ほどタモロ地区から山に入るとほとんど山頂です。といっても小高い高級住宅地で標高で400mくらいだそうです。歩き出すと野生のランとススキが群生していて不思議な光景です。所々に最近健康食品として宣伝しているノニの木が点在していました。見晴らしのいい場所に着ました。左にテレビ塔が見えます。そこに戻ってきます。目の前に広がる山域は60年前に上陸してきたアメリカ軍とあの28年間潜伏していた横井さんも居ただろう日本軍が最後の戦いをした場所だそうです。グアムの関が原といったところでしょうか。 今でもその頃の狐穴(待ち伏せに身を隠すために掘った)に落ちる人が居るそうです。 私たちは左下にトロピカル色に群生して見える森の中のアッパーサイドフォールを目指して降りて行きます。 のんびりした高原歩きは途中から一変してジャングルの中の滑りやすい急坂になります。グアムに行ってから靴を壊してしまった私はサンダルまがいで行ったので足をくじきはしないか本当に心配でまさに後悔先に立たず。やっとたどり着いた滝は椰子の木の林の中のまさに南洋のジャングルの滝。本物だから当たり前か。 滝つぼで水浴びして食べるおにぎりの美味しいこと。その後さらに上にある滝でまたひと泳ぎした後、ちょっと登ると先ほどのテレビ塔。見渡すグアムの山並みと街。青い海とさんご礁。海辺から見るのとまた違ったグアムの眺めです。 今回のコースは3時間ほどでしたが、林さんの話では、90以上のルートがありバリエーションも豊かで飽きないそうです。 皆さんもグアムに行って日程が許せばぜひ参加してみてはどうでしょうか。但し足元はしっかりして。時間に余裕を持って。それからレンタカーも忘れずに。 日本語で紹介しているホームページがありましたのでURLを載せておきます。覗いてみてください。 http://www.guamwave.com/200511/boonie_stomp.html |